プロ野球ドラフト会議が行われ、慶應義塾大学の萩尾 匡也(はぎお まさや)選手が巨人(東京読売ジャイアンツ)から2位指名を受けました!!

文徳(ぶんとく)高校出身、慶應義塾大学で4番打者を務める萩尾 匡也(はぎお まさや)選手


現在、東京六大学野球の秋季リーグ戦で、打率4割8分1厘とリーグトップを独走中


大学日本代表チームでも4番を任される強力なスラッガーです。


7月、熊本に帰省した萩尾選手。久しぶりに文徳高校時代のチームメイトと自主練習です。


高校時代のチームメート 志賀由章さん
「一皮も二皮もむけていてかっこいいなと思いますね」


自分の強みを勝負強さと遠くに飛ばす力と話す萩尾選手。
見据える先はプロの世界です。


文徳高校出身 慶應義塾大学4年 萩尾匡也 選手
「小さい頃からの夢です」
「少しでも上の順位でいきたいなと思います」

野球も一級品の上にイケメン!

そんな萩尾選手、帰省するたびに欠かさず訪れる場所があります祖母・春井チサ子さん(84)の家です。


萩尾 選手
「早稲田との試合」

祖母
「こないだの?みたよ」

萩尾 選手
「見てた?」


そしてチサ子さんはもちろんですが、もう一人会いたい人がいます。

7年前に亡くなった、祖父・昭文(しょうふみ)さん(享年83)です。


祖母 春井チサ子さん
「元気の良か時にはねぇ、まさやくんまさやくんて言いよらしたね」


祖母 春井チサ子さん
「今(の萩尾選手を)見るならやっぱ、嬉しかでしょうなぁ。やっぱ喜ぶでしょうなぁ」


野球が大好きだった祖父・昭文(しょうふみ)さん。
人工透析をしていたため、病院のベッドの上で野球中継を見るのが毎日の楽しみだったといいます。


母・萩尾朱美さん
「文徳に行ってテレビに出て見られるのを本当に楽しみにしていたんですけどね」


昭文さんは、萩尾選手が高校に入学する直前の3月に亡くなりました。元気なうちに活躍する姿を見せられなかったことが、萩尾選手の心残りです。


萩尾選手
「高校時代のホームランボールと大学のホームランボール。おじいちゃんにいつも一番に渡してます」


次に仏壇に並ぶのは、プロでのホームランボールになるのでしょうか。


萩尾選手
「おじいちゃんのためにも、この秋のシーズンも頑張ってまた帰ってくるときに
プロになったよと良い報告ができるように頑張りたいです」


天国の昭文さんに見守られながら迎えるドラフト会議は10月20日です。