熊本地震の発生からまもなく9年です。地震の影響で住宅地が液状化した熊本市南区の近見では、対策工事が行われてきましたが、その工事が約8割の範囲で完了しました。
多かれ少なかれ「家は全部傾いた」
記者「閑静な住宅が広がる近見地区ですが、液状化の影響で家が傾くなど多くの被害が出ました」

熊本市南区の近見地区では、熊本地震によって752戸の範囲に液状化の影響が出ました。
当時の状況を、地区を取りまとめていた荒牧さんが振り返ります。

熊本・南区近見に住む 荒牧康さん「(家は)多かれ少なかれ全部傾いています。ほとんど土台から。バスの運転手もこの通りに入ると『まもなく揺れますからご注意ください』と案内するほど悪路だった」









