深刻な人手不足を理由に去年(2024年)減便した熊本市電が、4月から最終便を繰り下げ若干の増便を行うことが分かりました。
熊本市電を巡っては、2023年度、運転士が86人から76人に減るなど人手不足が深刻化していて、2024年6月には平日の運行本数を64本減らし、最終便を最大42分繰り上げるなどのダイヤ改正を行いました。

こうした中、市交通局は運転士の育成が進み労働環境が改善したとして、4月5日から最終便の繰り下げと若干の増便を行う方針です。
関係者によりますと各電停で20分から30分程度最終便を繰り下げ、平日は11便、土曜は4便、日曜祝日は5便を増便するということです。

また、平日朝のラッシュ時には新水前寺駅前電停を始発とする電車を1便増やし、混雑緩和に繋げたい考えです。









