熊本県内の隠れた逸品を支援する「くまもとグッドプロダクト賞」に決まった商品の販売が、熊本市中央区の鶴屋百貨店で始まりました。
「くまもとグッドプロダクト賞」は県商工会連合会の主催です。さらなる販路拡大を目指し、昨年度(2023年度)まで行っていた「肥後もっこすのうまかもんグランプリ」の後継として新たに始まりました。
今年度は県産の農林水産物などを使った10の商品が受賞し、2月19日から期間限定で鶴屋百貨店で販売されます。
たとえば阿蘇の有機野菜と韓国の調味料の「ヤンニョム」を合わせた発酵調味料は、肉や刺身とも相性が良いといいます。

そしてシャインマスカットのレーズンバターサンド。宇城市にある果樹園が規格外のシャインマスカットをレーズンにしてラム酒のシロップに漬け込んだもので、中にはシャインマスカットが3粒も入っている、ぜいたくな一品です。
記者「ラムシロップの良い香りが鼻から抜けていく感じがあります。そしてシャインマスカットがレーズンになっているので、甘さがギュッと濃縮されています」

主催者は、外国への販路拡大も視野にこの活動を続けたいとしています。
県商工会連合会 経営支援部 石田知穂さん「熊本県は自然豊かで美味しいものがたくさんあるので、県内外や世界にも発信していければ」
販売は2月25日まで行われます。









