熊本県の木村敬知事の就任後初めてとなる来年度(2025年度)の当初予算案の規模が明らかになりました。木村知事の独自カラーはどんな政策に盛り込まれたのでしょうか。
知事の定例会見で明らかになった来年度の一般会計当初予算案は8448億円(前年度比114億円減)。今回は、木村知事が知事に就任して初めての当初予算の編成で、肝いりの政策が盛り込まれています。
熊本県 木村敬知事「県民のみなさんの声を聞きながらやっていく予算が、一部ではあるけど組めたなと思っています」

まずは教育現場の支援策。教職員が子どもと向き合う時間を確保しようと、県内全ての公立学校に業務をサポートする人材をひとりずつ配置する方針です(熊本市を除く計412校が対象)。6億6900万円が計上されています。
そして、半導体関連企業の進出に伴い注目される地下水の保全。
地下水涵養を目的に阿蘇地域の草原や水田を守る活動を支援するため、2900万円が計上されています。









