11日、熊本県南関町の消防出初式で伝統の放水合戦が行われました。
南関町の中心部を流れる関川(せきかわ)に集まったのは消防団員約320人。
合図と同時に一斉に放水を始めると水のカーテンが現れました。
この後は、地区ごとに分かれ 明治時代の古い手押しポンプを使って高さ17メートルの籠からボールを落とす竿頭(かんとう)標的落としで技を競います。
締めくくりは130年前から続く伝統の放水合戦です。
ときおり雪が舞う厳しい寒さでしたが、川をはさんで放水合戦を繰り広げる勇ましい団員たちの姿に見物に訪れた人から歓声が上がっていました。









