今年1年の幸運を祈り、全国各地の縁起物を一堂にそろえた展示会が熊本市で始まりました。

熊本市南区にある『くまもと工芸会館』で1月9日から始まったのは、「福を呼ぶ民工芸品展」です。

記者「全国11の県から約100点の縁起物が集められています。これだけの縁起物に囲まれると幸せが訪れそうな気がします」

江戸時代末期から伝わる滋賀県の伝統工芸品「びん細工手まり」は、ガラス細工の中に手まりが入る不思議な構造。丸くて中がよく見えることから、「丸く」「仲良く」と女性の嫁入り道具として用いられていました。

熊本の伝統工芸品も多く並んでいて、明治時代から続く宇土張子や、八代市日奈久の「おきんじょ人形」などが並んでいます。

展示会は1月19日まで開かれていて、ほとんどの工芸品は購入することができます。