福岡ソフトバンクホークスの和田毅(わだ つよし)投手が現役引退を発表しました。和田投手は熊本地震、2020年の7月豪雨の被災地で子どもたちを励まし続けました。
和田投手は日米通算165勝をあげたサウスポーで、パ・リーグ現役最年長の43歳です。球界を代表するベテランは熊本地震以降、度々、熊本を訪れていました。

2018年、熊本県の益城町や南阿蘇村の小学生に、和田投手が伝えたメッセージは…。
福岡ソフトバンクホークス 和田毅投手「一番大事なのはみんなが後ろで守っているということ。自分ひとりでやってないんだよ」
翌2019年にも熊本に。
野球教室の参加者「かっこよかったです」
野球教室の参加者「どうやったら速い球を投げられるか教えてもらった」

小さな野球少年にも声を掛けていました。
和田投手「ボール投げるの楽しい?そうかそうか、それが一番いい」
そして2020年には豪雨の被災地、人吉市で子どもたちを指導しました。
和田投手「大変なことがあったにも関わらず元気いっぱいに明るく野球をやっている姿を見て安心した」

熊本に気持ちを寄せたヒーローがマウンドを降ります。
和田投手「チームあっての自分だという気持ちでずっと戦っていた。やり残したことのない野球人生だと自分では思っている」












