今年に入ってトラブルが相次いでいる熊本市電では、市交通局の職員たちが「事故0(ゼロ)の日」のきょう(12日)、安全運行への決意を新たにしました。
熊本市交通局では16年前に熊本市西区で発生した市電と歩行者の死亡事故を受け、その教訓を風化させないよう、10月12日を「事故0(ぜろ)の日」と定めています。
12日午後、市交通局の幹部職員たちが当時の事故現場に訪れ、花を手向けました。
市電では、今年に入って重大事故につながりかねない「インシデント」を含む12件の運行トラブルが発生しています。
「今現在 交通局が教訓を活かしきれていないというお詫びと反省を踏まえて、改めて安全最優先の組織にしていくんだという誓いをさせてもらった」(熊本市交通局 井芹和哉 交通事業管理者)









