ちょっと予定が空いたスキマ時間に一日だけ、数時間だけ働くスポットワーク、通称“スキマバイト”の利用者が増えています。スキマバイトとはどんな働き方なのか?アナウンサーが体験しました。一方、働き手と企業の間では一部でトラブルも起きているようです。(2024年10月10日放送)

4年で「約22倍の成長」 利用者増えるアプリとは

熊本の大学生は“スキマバイト”をどのように活用しているのでしょうか?

大学生「タイミーでデリバリーのバイトとかしてます。暇やなと思ったらちょっとお金稼げるので」
「働いたらすぐにお金がもらえるので、必要な出費とかがあるときに便利。獲得した報酬は今年で6万6000円」
「バイトを決める時に一回タイミーで入ってから、ここの雰囲気いいなと思ったら入ります」

学生たちが利用しているのがスキマバイトアプリ『タイミー』。熊本での利用者も急増しています。

タイミー 加藤彩花さん「ワーカー数については前年同月比で1.9倍、2020年同月比で22.6倍という成長になっています(※取材時点)」

スポットワークのメリットは、企業側は急な欠員が出たときや繁忙期など必要な時に募集をかけることができ、働く側は、短時間だけ自分の都合に合わせて働くことができることです。その際、履歴書は必要なく面接での選考もありません。

特定のシフトではなく空いた時間で働けるというメリットから、副業目的の会社員や主婦、シニア世代の利用も増えていると言います。