渋滞解消を目指し、熊本県と熊本市が9月に行った職員の時差出勤などに関する結果が公表されました。

県と熊本市は9月から一日あたり4000人の職員を目標に、時差出勤やテレワークに取り組んでいます。

県はきょう10日、その結果を公表し、1日平均4086人の職員が参加した9月は、車の交通量が去年と比べて、熊本市東区の保田窪北交差点で午前6時台に4%増加したものの、通勤ラッシュの時間帯である午前8時台は3%減少したということです。

また、水道町交差点で約5.5%、浄行寺交差点で約1.3%、交通量が減少していて、県は「一定の効果があった」と分析しています。

県は、10月以降も熊本市と時差出勤やテレワークの取り組みを継続するとともに、熊本市周辺の自治体などにも働きかけを行うことにしています。