天草椿油の原料となる椿の実の収穫が熊本県天草市で最盛期を迎えています。
約2万本のヤブツバキが自生する天草市の西平椿公園の一帯では、椿の実の収穫が行われています。

ヤブツバキは冬から春にかけて花が咲き、秋になると緑色の実をつけます。
きのう9日は公園を管理する人たちが専用の竹ざおで実を落とし収穫していました。

今年は花が少なかったため、実の付き具合は多い年と比べると1割程度ですが、殻を割ると種は、程よい大きさだと言う事です。
収穫した実は、1週間ほど天日干しすると割れ、種子が取り出せるようになります。

取り出した種子は来年1月ごろに搾られ、黄金色に輝く天草椿油が作られる予定です。