10月8日の夜、熊本市西区で市電とトラックが衝突しました。けが人はいませんでした。

10月8日午後9時50分ごろ、熊本市西区春日の県道交差点で、熊本駅の新幹線口に向かって直進していたトラックと、健軍町から熊本駅に向かっていた市電(1両)が衝突しました。

警察によりますと事故当時、市電には乗客約30人と運転士がいましたが、トラックを運転していた40代の男性を含めてけがはありませんでした。

市電は事故後も自力で走ることができたため、ダイヤに乱れはなかったということです。

警察は、市電の男性運転士(50代)やトラックの運転手に話を聞くなどして、事故の原因を調べています。

現場はJR熊本駅から北東に約400メートルの、信号のある交差点です。

熊本市交通局はRKKの取材に対して、「市電は信号を守って運転していた。電車の進行に誤りはなく、インシデントには該当しない」としています。