プロ野球独立リーグの『火の国サラマンダーズ』は今年(2024年)、球団創設以来初めてリーグ優勝を逃しました。ここ2年、ドラフト会議での選手指名も無い中で、この先、球団が目指す理想像をキーマンに聞きました。

3連覇の末に…「王座陥落」のワケ

ヤマエグループ九州アジアリーグを3連覇、2年連続独立リーグ日本一と球団創設以来輝かしい成績を残してきた火の国サラマンダーズ。しかし9月21日、すべての試合が終わった今年のリーグ戦は3位(45勝29敗2分)でした。

初めて優勝を逃した要因のひとつに「選手獲得競争の激化」があると語るのは、サラマンダーズの野島雄大(のじま たけひろ)社長兼ゼネラルマネージャー(GM)。球団運営とチーム強化の責任者です。

火の国サラマンダーズ 野島雄大 社長兼GM「良い選手が獲られたと言うと言い方が違うかもしれませんが、流出してしまったのは事実です」