熊本県天草市では、400年以上前にポルトガルから伝わったとされるイチジクが赤く色づき、収穫の最盛期を迎えています。
天草市五和町の農園では左右5メートルほどに枝を伸ばした木に赤く色づいたイチジクがたわわに実っています。

生産者の池嵜公徳(いけざき きみのり)さんは地域の特産品にしようと15年前からイチジク栽培に取り組んでいて、いまでは150本のイチジクを栽培しています。

今年は梅雨時期に雨が少なく、水不足が心配されましたが、みずみずしくプチプチとした食感を楽しめるイチジクに育ったという事です。
収穫したイチジクは天草の直売所のほか、加工されジャムとしても販売されます。収穫はこれからが本番で10月中旬ごろまで続きます。