12日間に渡って熱戦が繰り広げられたパリパラリンピックが閉幕しました。
今大会、熊本県関係選手の先陣を切ったのは水泳の富田宇宙(とみた うちゅう)でしたが、最後も富田。2つ目のメダルを獲得し、大会を締めくくりました。

視覚障害が最も重いクラスの水泳男子100mバタフライ決勝。
熊本市出身の富田宇宙は、前半の50mを2位でターンすると、後半も粘り強さを見せて1分03秒89でフィニッシュ。400m自由形に続き、今大会2つ目の銅メダルを獲得しました。
富田宇宙選手「自分の持っている記録でしっかり泳げれば2番目に入れたと思うのですごく悔しい気持ちもありますけど、頂いた結果として誇りたいと思います」
史上最多168の国と地域などから約4400人が参加したパリパラリンピック。県関係では4人のメダリストが誕生しました。

【熊本県関係のメダル】
〈車いすラグビー〉乗松聖矢(荒尾市)・島川慎一(長洲町)→金
〈車いすテニス〉田中愛美(菊陽町)ダブルス→金
〈水泳〉富田宇宙(熊本市)400m自由形・100mバタフライ→銅
【日本のメダル】
金14個・銀10個・銅17個 計41個(歴代4位タイ)