今回の総裁選の流れ

総裁選を巡っては、立候補を正式に表明する議員も出始めていますが、参議院 熊本選挙区の馬場成志(ばば せいし)議員は「熊本の実情をよく知っている林芳正(はやし よしまさ)官房長官に出馬して欲しいと思っている」と意中の人を明らかにしました。
総裁選は、その度にやり方が決められます。
今回は国会議員票367票と党員票367票の合わせて734票で争われます。

党員票は各都道府県の党員・党友が投票し、獲得した票の割合によって367票が各候補に割り振られます。
熊本では約1万9000人が投票権を持っています。
前回の総裁選は…

前回、岸田さんが総裁に選ばれた時と同じやり方です。前回は4人が立候補し、熊本の投票結果はこのようになりました。岸田さんが僅差で1位。
【前回の総裁選】※方式は今回と同様
(熊本の得票数)
岸田文雄氏(6109)
河野太郎氏(6012)
高市早苗氏(2783)
野田聖子氏(743)
結果的に議員票と党員票合わせて誰も過半数を獲得しなかったので上位2人、岸田さんと河野さんの決戦投票に。

決戦投票では、党員票は各都道府県で1票となるため、熊本は最も得票数が多かった岸田さんに投じられました。
キャスター「前回、総裁に選ばれた岸田さんは都道府県の票は少なかったんですね」
8票のうち1票が熊本で、岸田政権で熊本選出議員の存在感があったことと無関係ではなさそうです。