「今年が最後」ドラフトにかかるように

松江投手「小さいころに親から教えてもらった野球というものは自分の宝物ですし、NPBで野球がしたいという夢を見せてもらった。そこで諦めがつかずに今も夢を目指して頑張っている」

そんな松江投手は今年6月、生まれ故郷の佐賀県でリーグ史上初となる完全試合を達成。ファンの投票で選ばれる月間MVPの表彰式で重大な決意を語りました。

松江投手「今年がラストと思って頑張っているので、今年のドラフトにかかるように頑張りたい」

ーNPBを目指すのは今年が最後ー

そう覚悟を決め臨んだ今シーズン、ここまでの成績は、チームトップの8勝。

NPBの経験がある荒西祐大(あらにし ゆうだい)監督代行もその実力に太鼓判を押します。

荒西祐大 監督代行「スピードも147キロまで上がって、コントロールもあるのでプロに行っても十分通用する選手になっている」

さらに好調な要因として松江投手が挙げるのが、馬原孝浩(まはら たかひろ)前監督から言われた気持ちの「切り替え」。

松江投手「『試合の反省はその日の12時までに。
12時を過ぎたらまた新たな気持ちでやれ』という言葉が心に響いています」