火の国サラマンダーズの球団創設時からチームに所属し、エースに成長したサウスポー、松江優作(まつえ ゆうさく)投手。今年にかける思いを取材しました。

NPB入りの夢を実現するため独立リーグへ

火の国サラマンダーズのエース・松江優作投手、24歳。MAX147キロのストレートと多彩な変化球を操る、安定感が持ち味のサウスポーです。

高校卒業後、一度は社会人野球チームに所属した松江投手。しかし、NPB入りの夢を実現するため、野球一本の独立リーグの道に進みました。

社会人野球時代の松江投手

松江優作 投手「社会人だと安定して仕事しながら野球もできるので社会人はそこがいいところなんですけど、アピールできる機会の多さが独立リーグの方が多いと思った」

ただ、プロとはいえ独立リーグは、シーズン中にしか給料が出ず、シーズンオフには、アルバイトをしなければ生活できない厳しい世界。

試合で投げない日には、グラウンド整備や試合の運営など裏方の仕事も手伝います。

火の国サラマンダーズ 広報 田中莉乃さん「(裏方の)仕事を率先して責任をもってやってくれるのはすごく助かる」

こんな生活も今年で4年目。

球団創設時からサラマンダーズでプレーを続けるのは、松江投手 一人となりました。