遭難から7日目、熊本県八代市の国見岳で遭難していた男性が見つかりました。
男性は疲弊しているものの、大きなけがはないということです。
8月10日、八代市の国見岳で下山中に遭難していたのは熊本市の男性(38)です。
消防によりますと16日午後2時30分ごろ男性を捜索していたグループが国見岳の南側にある五勇山の山頂近くの林道で男性を発見したということです。
男性は全身にすり傷があり、疲弊しているということですが、骨折などの大きなけがはないとみられています。
男性は「下山中に転落し気を失って目覚めたら夜だった。これまで水だけでしのいでいた」と話しているということです。
発見したグループから通報を受けた消防は県の防災ヘリに出動を要請し、男性はこのあと八代市の病院に運ばれる予定です。