新しいターミナルビルが開業して約1年となった熊本空港は今年度、旅客数が320万人に上る見込みです。

これはコロナ禍前の水準です。

昨年度の熊本空港の旅客数は約264万人で熊本国際空港によりますと、今年度は55万人ほど増加し320万人に上る見込みです。

そのうち国際線の旅客数は20万人を上回る見込みで過去最多となりそうです。

台湾や香港など国際線の路線が復活し、熊本にやってくる外国人観光客が増加しました。

また、TSMCの県内進出で台湾の注目度が上がったこともあり熊本から海外へ行く人も増えているということです。

一方で、国内線についてはコロナ禍から完全には戻っておらず、熊本国際空港によりますとビジネスでの出張がオンラインに置き換わったことが影響しているとみられるということです。