今、長距離走の世界で注目度が上がっているというあるサンダル。その実力に迫りました。

おととい(2月18日)の熊本城マラソン。厚底シューズを身に着けるランナーが多くいます。

長距離界で厚底シューズ全盛のなか、今じわりじわりと人気が高まっているのが『台湾サンダル』です。

しかもメインの価格帯は5000円以下です。

とはいえ本当に走りやすいのか。愛用者たちの練習を取材しました。

地面の感覚が分かる

ランニング歴およそ5年の坂田勝美(さかた かつみ)さん。台湾サンダルとの出会いをこう振り返ります。

坂田勝美さん(52)「衝撃的でしたね。軽い気持ちで履いてみたらもう履きやすくて…びっくりしましたね」

おととしSNSで台湾サンダルのことを知った坂田さんは、その衝撃からランニング仲間に台湾サンダルを勧めるように。

坂田さん「みなさんに一回履いてくださいということで試着会をやったんですよ。そしたらこのメンバーが集まってくれて(普及した)」

他の愛用ランナーも。

台湾サンダル愛用ランナー「地面の感覚がわかるので、『こっちに寄っているなとか、こっちばっかり力が入っているな』とかいうのはシューズより感じやすいのかなと」

ただ、まだ台湾サンダルは日本ではあまり普及していません。購入できる場所が限られているからです。