熊本城マラソンのフルマラソンには、1万3000人以上のランナーが出場し、快晴の熊本を駆け抜けました。
「今年は4年ぶりに声を出しての応援などが解禁される熊本城マラソン。どのような盛り上がりを見せるのかスタートが楽しみです」(記者)
去年の大会は新型コロナウイルスの影響で、声だし応援やハイタッチの自粛が呼びかけられていましたが、今年は制限が全てなくなりました。
「明るく元気にきょうは完走したいと思います」(初出場 鹿児島から)
「(去年は)ハイタッチできなかったのが寂しかった。(今年は)解除されたので全員とハイタッチする勢いで頑張ります」(4回目の出場 熊本市から)
そして・・・
「歴史めぐりフルマラソン、11回目の号砲が鳴り響きました」(実況)
フルマラソン男子は、序盤から独走した古川大晃(ふるかわ・ひろあき)が大会最多となる4回目の優勝を。
女子は、加藤(かとう)みちるが去年に続いて優勝を果たしました。
1万3000人以上が出場した今年のフルマラソン。
沿道には、久しぶりに大きな声援が戻ってきました。
「がんばれー!!」
「パワーアップ」
「やっぱり声じゃないとダメよ。伝わらないもん、気持ちが」(沿道の観客)
中にはアメを配る小学生の姿も。
「アメどうですかー」
「みんながありがとうと言ってくれるのが嬉しいです」
そして、沿道の後押しを受けたランナーたちは、次々とフィニッシュ地点へ。
「すごく応援が気持ちよくて ありがたいなと思いました」(2回目の出場 福岡から)
「こんなに途絶えないで応援される大会って、他になかなかないと思うので楽しく走れました」(初出場 東京から)
一方、18日は熊本市の最高気温が22℃まで上がり、大会の実行委員会によりますと出場していた18人が熱中症の疑いで病院に運ばれたということです。