JR九州は23日に株主総会を開き、成長軌道への復帰を果たすために事業構造改革を進めていくと株主に説明しました。
◆「人・もの・新技術に投資」

JR九州 古宮洋二社長「人・もの・新技術に投資し、中期経営計画の期間中に成長軌道へ復帰を果たせるよう、さらに持続的な成長も見据えながら挑戦を続けていく所存です」
約230人の株主が出席した総会で、古宮社長は新型コロナの影響を受けた鉄道やホテル事業などを中心に、事業構造改革を進めていく考えを示しました。
◆「チケットレス化などを検討したい」

株主からは、博多駅などの切符売り場が混み合っていることについて質問があり、JR九州は「チケットレス化や自動券売機の増設などを検討したい」と回答しました。

また、去年秋のダイヤ改正で減便した結果、通勤・通学の時間帯に列車が混雑していることについて問われると、「利用状況を継続して注視し、必要に応じて見直したい」と答えました。







