福岡市中央区の西公園を管理している福岡県は、展望台の設置や飲食店の誘致など再整備を進めています。その一方で公園内にある神社は、ある被害に頭を悩ませています。
◆さくらの名所100選にも

福岡市のほぼ中央に位置する西公園です。敷地面積は約17万平方メートルで、市内や博多湾を一望できる公園として1881年に整備されました。

「さくらの名所100選」に選ばれ春には多くの花見客でにぎわい、秋には紅葉も楽しめます。しかし、園内の遊具の一部が老朽化のため利用できなくなっているほか、樹木が大きく伸び、見通しが悪くなったことなどから近年は利用者が減っています。
◆大型の遊具を配置

福岡県がおととし発表した西公園の再整備計画のイメージです。来年度をめどに大型の遊具のある「森の遊び広場」や「ドッグラン」を整備。一部の樹木をせんていして夜間のライトアップするほか、飲食店の誘致を進める方針です。

今月10日には西公園のランドマークとなる360度見渡せる展望施設の設計を行う事業者を選定し、新たにイメージ図を発表しました。







