◆「本当に幸せな思い出」日本の大学生と食事やカラオケ

「卒業おめでとう」「おめでとう」
家族と離れ、遠い異国の地で過ごした1年間、さびしさを埋めてくれたのは、新しい出会いでした。カテリーナさんは、学生広報プロジェクトチームに入ることで、日本人学生と一緒にダンスをするなど交流を深めてきました。
カテリーナさん「友達の関係は、ウクライナと日本ではやっぱり違うところがけっこうあるんですけど、仲良くできて、日本語ももっとうまく話せるようになったかな、と思っていて。一緒にいろいろご飯食べたり、カラオケ行ったりして、本当に幸せな思い出いっぱい作りました」

大籠アンナさん「新しいお洋服が欲しいとか、新しい携帯が欲しいとか思ってしまうんですけど、カテリーナが『今まではそういうものが大事と思っていたけど、戦争が始まって命以外に大切なものはない』と言っていたので、身近な友達から聞くと本当に身に染みて、今の現実が本当にありがたいと思うので、そういうところは学ばせてもらったかなと思います」
◆ウクライナの大学と共通の単位を

ウクライナ人学生のうち8人はこの春から日本企業に就職し、社会人としての一歩を踏み出します。
日本経済大学 都築明寿香学長「卒業した学生たちには、日本とウクライナの架け橋の人材になってもらいたいと思っています。大学に残って学習を継続していく学生さんに関しては、今まで通り同じようなプログラムを取れるようにしてきますが、さらにキーウ国立言語大学と話をさせていただいて、修了という形ではなく、単位を取って両方の学位も取れるような形にして、よりサポーティブな支援ができるようにしていこうと話し合いをしているところです」
◆「またね、本当にありがとう」日本での旅立ち

「本当にいろいろありがとう。優しくしていただいて」
「出会えてよかった」
「全然会えると思う」
「日本にいるからね」
「またね、バイバイ。本当にありがとう」







