ホークスは27日、宮崎での春のキャンプを打ち上げました。28日から3日間は宮崎に残り、パ・リーグ球団との対外試合に臨みます。

◆「競争」がテーマだった今年のキャンプ

藤本監督「9ポジションを争うような、いいキャンプが出来たのではないかと思う」

例年以上に多くの新戦力が加わり、激しさを増した今年のレギュラー争い。「競争」をテーマに掲げた今年の春のキャンプも27日で打ち上げとなりました。ベテランから若手、さらに新加入の選手たちがしのぎを削る中、監督の目に止まったのは…

藤本監督「正木です。一番成長したんじゃないかなと思います」



野手のMVPには、2年目の正木選手が選ばれました。

藤本監督「去年と力強さが変わっているし、土台がしっかりした。これでオープン戦を経験したら、今年一年面白い存在になると思う」

◆柳田選手、最後まで快音響かせる

また「大きかった」というのが、ケガなく走り抜けた柳田選手の存在です。チームの軸として期待を寄せられるキャプテンは、最終日も、元気いっぱい。バッティング練習では40スイングで7本の柵越えと、快音を響かせていました。

◆藤本監督「投手陣も野手陣も“サバイバル”」

最後の全体練習を終えた選手たち、28日からは宮崎に残ってロッテ、西武と3試合を行い、そのあとオープン戦に突入します。

藤本監督「投手陣も野手陣もサバイバル。枠は野手が16、ピッチャーが15かな。31人しか登録は出来ないので、しっかりと枠に入れるように頑張ってもらいたい」