◆最大2万円分のポイント“2つの期限”で混乱か

政府が行うマイナンバーカードの普及策「マイナポイント第2弾」は、カード取得者に最大5000円分、カードを健康保険証として登録した人と、国からの給付金を受け取る口座を登録した人にそれぞれ7500円分を付与します。つまり最大2万円分のポイントが受け取れることになります。当初、ポイントの受け取りには2月末までにマイナンバーカードの取得申請とポイントの申し込みをした人でした。

しかし総務省は、ポイントの申し込み期限を5月末まで延長しました。一方でカードの取得申請は変わらず今月末のままです。要するに28日までにマイナンバーカードの申請手続きを済ませば、マイナポイントの申し込みは5月末までできます。ただ、カードの受け取りやマイナポイントの申し込みも28日までと思っている人が多いのか、区役所や商業施設のサポートセンターではスタッフが連日、説明に追われています。
◆“申請書”持参でよりスピーディーに

取材に訪れた時は申請窓口に14組がいて、受付までに約1時間かかっていました。
申請した女性「2万ポイントはこのご時世なので何か使えるかなと思って、有意義に」
申請した女性「子供たちが許してくれるなら、生活費に使いたいなと思います」

このサポートセンターは駆け込み申請に備えて今月から2人ほどスタッフを増員しました。窓口では、書類の記入や写真撮影などを行うため、一人につき、およそ10分から15分程度かかります。
福岡市データ活用推進課・日上俊祐課長「国から届くマイナンバーカードの申請書を持参すれば、手続きの時間を短縮することができます。28日は終日、人は多いとは思いますが、比較的午前中が空いていると思います」
福岡市では区役所のほか市内3か所の商業施設と一部の郵便局や携帯ショップでも申請手続きができます。もちろん、自宅にいながらスマホで申請することもできます。







