中学や高校の今年の3年生は、入学からずっと、コロナ禍の中で過ごしてきました。北九州市の高校で、卒業生の思い出作りに役立ててもらおうと、ユニークなプレゼントが贈られました。
◆巨大な卒業証書にびっくり

「おはようございます」「でかい、めちゃめちゃ」
北九州市八幡東区の八幡高校に現れた、巨大な卒業証書。縦横いずれも約2メートルで、ちょうど名前が書かれる場所に、人が立って写真を撮れるようになっています。
3年生「めちゃめちゃ大きくてびっくりしたんですけど、思い出に残るので素晴らしいと思いました」「撮ります! うふふ」
◆「心の中に1ページとして残るよう」OBからのプレゼント

RKB浅上旺太郎「この卒業証書のパネルの骨組みは、端材でできている」
パネルは、北九州市に本社を置く不動産会社と染め物の専門店がタッグを組んで制作し、学校に贈りました。骨組みは、住宅を建てる工程で出る端材を組み立て、証書の部分は、横断幕などに使う丈夫な素材でできています。

大英産業 大園信会長「私は高校19期生で、(今年の卒業生は)コロナ禍でもろに3年間十分な学生生活が送れていなったんじゃないかという気持ちもありましたし、皆さんの心の中に1ページとして残るようにできたら」







