日本のお家芸・レスリング。
パリオリンピックでは、金メダル8個を含む史上最多11個ものメダルを獲得しましたが、いつも高い壁に阻まれるのが重量級。
男子は40年近くオリンピックでのメダリストが出ていません。
そんな中、重量級に現れた期待の新鋭が、佐賀市に本社を置く松尾建設所属、グレコローマンスタイル97キロ級の仲里優力選手です。

5月の全日本選抜選手権では、前回のアジア大会銅メダリストを破り、アジア大会代表の座を初めてつかみ取りました。
いま、勢いに乗る26歳の一日の様子に密着してみました。
7月、佐賀県の鳥栖工業高校。
中高生を中心とした合宿に指導役として参加した仲里選手は、道場で寝泊りしていました。
現在の練習拠点は、母校でもあるレスリングの名門・日本体育大学。
遠征の際には欠かせないものがあるそうで…

仲里優力選手
「やっぱり身だしなみが大事なので、髭剃り、鼻毛そり、眉毛綺麗にするやつ、毛抜き、小さいハサミとかは、結構ちゃんとありますね」
ディレクター
「美容男子ですね」
仲里優力選手
「いや、全然違うっす、鼻毛出てたら嫌じゃないですか」
でも、ひとたびマットの上に立つと、その表情は一変します。
磨いてきた自らの技術を惜しみなく中高生に伝えます。

仲里優力選手
「せっかくこうやってやっているのに、腰引いた状態でやってたら意味がないから。だったらここで抑えて、自分の腹の下でプレッシャーかけながら前に出る、そうすると、どう?きついでしょ?」
仲里優力選手
「教えるって簡単じゃないし、自分がただ教えて気持ちよくなってるだけじゃ意味がないので、僕らにとっても学びになる合宿というところはありますね」







