福岡県から海外に移住した日系人の子供たちが16日、県庁を表敬訪問しました。
◆海外の“県人会”が絆をつなぐ

福岡県庁を訪れたのは、ブラジルやアメリカのハワイなどで暮らす日系人の子供など22人です。一行は福岡県から海外に移住した人やその子孫でつくる、福岡県人会に所属していて14日に来日しました。
◆新型コロナの影響で3年ぶりの“来福”

福岡県は、自分たちのルーツである福岡のことをもっと知ってもらおうと、2008年から毎年、子供たちを福岡に招待していましたが、新型コロナの影響で2021年と22年は中止になりました。今年は3年ぶりの開催です。
◆「しっかりと受け継ぐ」小学校でも交流

江口勝副知事は「楽しく過ごして福岡の良いところを見つけて好きになってください」と話しました。

トロント福岡県人会・合戸祐さん「しっかりと受け継いで、各国の県人会との絆を強くしていきたいと思います」
子供たちは、太宰府天満宮や宗像大社などを見学するほか、小学校での交流事業にも参加し24日に帰国します。