地震発生後の行動 原則は「むやみに移動を開始しない」

地震発生後の行動について「原則がある」と防災の専門家は話します。

九州大学(防災心理学) 杉山高志 准教授
「基本原則はむやみに移動を開始しないということです。このむやみに移動を開始しないことの最大のメリットは、いわゆる道路上での渋滞であるとか、あるいは群衆雪崩といった形で道路上での事故を防ぐという点で非常に大事な役割を持ちます。また渋滞によって引き起こされる緊急車両の通行の妨げといった点で、その後の救助活動を円滑に行わせるという点においても大きなメリットがあります」

帰宅困難者が歩いて一斉に帰宅し始めると安全を確保できない恐れがあるほか、緊急車両の通行を妨げ救命活動に支障をきたすことも懸念されています。

このため「むやみに移動を開始しない」ことが原則とされているのです。