町の執行部と町議会の対立が続く福岡県大刀洗町(たちあらいまち)で、町が依頼した第三者調査委員会が20日、「町側に意図的な不正は確認できなかった」などとする報告書をまとめました。

大刀洗町では去年12月、町の公費を調べるため、町議会が百条委員会を設置しました。

これに対し町の執行部が「調査権の乱用だ」として、公費支出の妥当性とあわせて第三者調査委員会に調査を依頼しました。

第三者調査委員会は20日、報告書をまとめ、議会側が問題視している移動販売事業について、「町側に意図的な不正は確認できなかったが、経理に問題があった」と結論づけました。

また、百条委員会が行った、町の職員への証人尋問では、不利益な処分を示唆する発言などがあり、人権侵害の恐れがあったと指摘しました。