逆らえば不利益 指導者の立場を利用した支配構造
なぜ被害児童たちは抵抗できなかったのか。
永末被告自身が被告人質問で認めた構図がある。
永末被告は道場の経営者であり、昇級試験の試験官でもあった。
被害を受けた児童たちの多くは大会での入賞などを目標に熱心に練習に取り組んでおり、永末被告に逆らえば”昇級ができない””大会に出させてもらえない””口をきいてもらえない”といった不利益を恐れていた。
永末被告は
「私は先生であり、指導員であるということを彼女が認識して逆らえないというふうに思ったんだと思います」
と述べた。










