「大学入学共通テスト」まですでに1か月を切っていて、受験生にとってこれから勉強とともに体調管理も大事な時期となります。受験への心構えや共通テストの傾向と対策について話を聞きました。

◆あと1か月……追い込みの受験生
RKB堤千春「3年生の教室です。大学入試が近づいているとあって、問題を解く生徒たちの表情は真剣そのものです」
福岡市早良区の西南学院高校です。3年生425人のうち、すでに約100人が指定校推薦や総合選抜などで合格していて、残る300人ほどの生徒が共通テストに出願しています。新型コロナが再び猛威を振るう中学校は感染対策を徹底し、極力対面で授業を実施していますが、希望する生徒はオンライン授業も認めています。

「11時半には寝て、朝6時すぎに起きる。寒い時期なので、喉が痛くならないように、熱が出ないように、すごく加湿して温かくして寝ています」
「自分の日々の体調に合わせてスケジュールを変えているんですけど、眠いなと思ったときには早く寝て、睡眠を特に大事にしています」

◆51万人が志願 大学入学共通テスト
大学入試センター試験にかわり2020年度から始まった「大学入学共通テスト」。2022年度は年明けの1月14~15日に実施され、約51万2500人が志願しています。この数字はセンター試験を含めても過去最少で(2021年度比1万7700人以上減少)、大手予備校によると18歳人口の減少などに伴い「50万人を超えるのはこれが最後」と言われています。
