国の登録を受けずに野菜の委託販売事業への出資を募ったとして元会社役員の男ら3人が逮捕された事件で、配当に必要な資金が会社の利益の20倍に膨れ上がっていたことが分かりました。

金融商品取引法違反の疑いで15日に送検されたのは、熊本県宇城市の農産物販売会社「アグリス九州」の元代表畑野博樹容疑者ら男3人です。

畑野容疑者らは2021年12月から半年ほどの間に、国の登録を受けず野菜の委託販売事業への出資を募った疑いが持たれています。

警察によりますと、畑野容疑者らは知人などに「元本はいつでも返済可能」と説明して出資を持ちかけ、およそ200人から24億円を集金したとみられています。

当初は配当が支払われていましたが、2022年に配当を停止したということです。

警察によりますと、畑野容疑者らの会社は2021年には、2500万円の利益を出した一方、配当に必要な資金はその20倍となる5億円に膨れ上がっていました。

警察は詐欺の疑いもあるとみて捜査を進めています。