野村萬斎さん二十歳の頃は
そんな二十歳の皆さんに向けて、こんな方からメッセージが…

狂言師 野村萬斎さん
「野村萬斎でござる」
狂言師の野村萬斎さんです。
2026年4月に60歳・還暦を迎えるという萬斎さん。
自身が二十歳のころはどんな生活を送っていたのでしょうか?

狂言師 野村萬斎さん
「私は狂言の道を志し始めて、一生懸命父から型・技術を習う。それに邁進しつつも遊んでましたね。『よく学び、よく遊び』という。エレキギターも弾いたりしながら、音楽を聴いたり。スポーツも好きで」
RKB 宮脇憲一 アナウンサー
「スポーツは何を?」
狂言師 野村萬斎さん
「テニスをしたり、サーフィンをしたりとか、普段と違うことをやっていましたけど」
二十歳のころは稽古と、プライベートをうまく両立していたという萬斎さん。
当時は、多くの学びがあったといいます。
狂言師 野村萬斎さん
「『人のふんどしをはくな』という言葉が、日本語にあるじゃない?僕らの世界はどちらかというと『人のふんどしをはけ』っていう感じ。自己中心で考えると、自分のサイズで終わってしまう。先輩とか師匠である人のまわしは巨大。そのサイズのまま自分も合わせる、人間として太るというか。トライアンドエラーしながらも、技術思考とか経験値を積みつつ、かつ人間としての度量みたいなものを得て、だんだん人間として大きくならないといけないんじゃないかって。一応、60ぐらいの人間とすると思ったりします」
二十歳の門出に伝えたいこと
多くの技術・経験を積んできた萬斎さんから、二十歳の人たちに伝えたいこととは。
狂言師 野村萬斎さん
「面白くない時期をすぐに嫌がってしまうのではなくて、ちょっと辛抱するともっと楽しいことが出てくるような気がいたします。すぐに諦めない方がいいんじゃないかな、失敗しても。できないのは新人なんだから、当たり前ですよね。そうやって、自分は鍛えられていくんだと思っていただけると、何か楽しい未来が開けるんじゃないでしょうか」







