2025年5月2日未明、佐賀市の老人ホームで、入所者の柳瀬忠雄さん(当時87)に腰や胸を足で複数回踏み付けるなどの暴行を加え、死亡させた介護士・下津浦弘平被告(36)の裁判。
佐賀地裁は「安心して生活できるはずの介護施設において、守られるべき立場にあった柳瀬さんが、守るべき立場の下津浦被告から暴行を受け、最終的に死に至った。柳瀬さんの受けた苦痛はもちろんのこと、施設を信頼して預けた遺族の受けた精神的苦痛も計り知れない」と指摘し、懲役9年の判決を言い渡した。
※全2回掲載その②
【最初から…事件の全貌】87歳入所者男性の暴行死 老人ホームで何が…男性の腰に両足を乗せた36歳介護士の男の「著しく危険」な犯行【判決詳報】







