市役所に行列お目当ては格安パン

RKB 江越楓 リポーター
「福岡市役所です。学級閉鎖などで余った給食のパンが並んでいます。今から即売会が始まります」


ずらりと並べられた、黒糖ねじりパンやミルク丸パン。

これは全て、小中学校で食べるはずだった給食のパンです。

インフルエンザによる学級閉鎖などで、急に余剰となってしまったパンを一般販売し、フードロスを防ぎます。

1袋4個入りで、お値段はなんと100円です。

300セットが15分で完売

開始前から長蛇の列が・・・

購入客
「懐かしいですね。これまでだったら廃棄されてたのかなと思いますけど、こういった利用法があるなと思って。とても、お安くお得に買えたと思います」

RKB 江越楓 リポーター
「今回、販売された学校給食のパンです。実際に食べてみます。ミルクの味がほんのりして、どこか懐かしい味がします!」


10日販売されたのは、全部で300セット。

15分ほどで完売しました。

収益は、給食の食材費に充てられます。

福岡市学校給食公社 酒見幸男 事務局長
「やはりフードロスの観点からどうにか皆さんにご協力いただけないかということで、この取り組みを始めております。いま、色々と学校給食が話題になっていますが、この機会にパンを食べていただいて、実際の給食がどういったものか感じてもらえたらという風に思います」