中小企業の後継者不在問題を解決する取り組みです。

北九州市が投資会社などと連携して進めてきた事業承継の支援で、第1号案件が成立しました。

市内中小企業の事業承継第1号となったのは、北九州市門司区のイベント備品などのレンタル業「オーリック」です。

後継者として、元北九州市職員の三浦一将さんが今年9月、専務取締役に就任しました。北九州市は中小企業の後継者問題を解決するため、おととし、サーチファンド事業者のYMFGキャピタルと連携協定を締結。

セミナーなどを通じて後継者不在の企業を掘り起こしたり後継者候補とのマッチングを推進してきました。

市は今後もこの仕組みを活用し、中小企業の事業承継を後押しする考えです。