2025年4月、福岡県内にある2つの男子寮に計4回侵入し、少年たちが就寝中であることに乗じて下腹部を直接触るなどのわいせつ行為をしたうえ、その様子を撮影し児童ポルノを製造するなどした無職の黒川堅也被告(31)。

福岡地裁は10月24日、「他者である各被害者の人格を著しく無視した身勝手極まりない犯行であり、その動機経緯に汲むべき点はない」と厳しく指摘し、黒川被告に懲役2年6か月の実刑判決を言い渡した。