10月1日、福岡市東区を走行する西鉄貝塚線の列車内で26歳の女性に背後から密着して下腹部を擦るわいせつな行為をしたうえ、恐怖により拒絶できない状態の女性に体液をかけ、服を汚損させたとして27歳の会社員の男が再逮捕されました。

男は、同じ26歳の女性が被害者となった別の日の痴漢事件ですでに逮捕・起訴されています。

不同意わいせつと器物損壊の疑いで再逮捕されたのは東区上和白に住む会社員・宮本重蔵容疑者(27)です。

宮本容疑者は10月1日午前8時ごろ西鉄貝塚線の名島駅から貝塚駅に向かって走行している列車内で26歳の会社員の女性に背後から密着したうえ、下腹部を擦るわいせつな行為をして恐怖により拒絶できない状態の女性に体液をかけ、服を汚損させた疑いがもたれています。

貝塚駅で列車を降りた女性が服に体液がついていることに気付き、警察に通報したことで事件が発覚。

防犯カメラの映像を調べるなどの捜査の結果、宮本容疑者の関与が浮上したということです。

取り調べに対し、宮本容疑者は「心当たりはありません」などと話し、容疑を否認しています。

宮本容疑者は今月9日に西鉄貝塚線の列車内で同じ26歳の女性の尻を触った疑いで現行犯逮捕、その後起訴されていて、今回が2度目の逮捕となります。