2024年12月、福岡県大牟田市内で自家用車を運転中に助手席に座っていた41歳の女性に対し下半身をなでるなどのわいせつ行為をしたとして、59歳のタクシー運転手の男が再逮捕されました。
男は今年9月の20歳の女性に対する不同意わいせつ事件ですでに逮捕されていて、ニュースで事件を知った41歳の女性が「同じ被害を受けた」と被害を届け出たということです。
不同意わいせつの疑いで再逮捕されたのは大牟田市に住むタクシー運転手・猿渡政紀容疑者(59)です。
猿渡容疑者は2024年12月15日午前7時20分ごろから約5分の間に大牟田市内で自家用車を運転中、助手席に乗っていた41歳の飲食店従業員の女性の下半身に左手を置き、突然のことで拒否できないことに乗じて下半身をなで、女性が車を降りる際にも運転席から体を伸ばして下半身を触るわいせつ行為をした疑いが持たれています。
猿渡容疑者は今年9月27日にも自家用車を運転中に助手席の20歳の女性に下半身をなで回すなどのわいせつ行為をしたとして逮捕されていて、ニュースで事件を知った41歳の女性が「同じ被害を受けた」と被害を届け出たということです。
警察が関係者への聞き取りなどの裏付け捜査を進めた結果、猿渡容疑者の関与が浮上。
警察によりますと、41歳の女性は事件の約1年前に猿渡容疑者と知り合い、「よかったら(送迎するから)呼んで」と言われて連絡先を交換したということです。
猿渡容疑者は41歳の女性から連絡を受けて送迎した際に犯行におよんだとみられています。

取り調べに対し猿渡容疑者は容疑を認めていて、「今後の営業につなげるために休みの日も送迎していた」などと話しているということです。
警察は、ほかにも余罪がないか調べる方針です。







