大規模災害に備え首都機能をバックアップするための「副首都構想」について、福岡県の服部知事は「福岡県が候補地になりうる」と述べました。
福岡県・服部誠太郎知事
「福岡県が首都の中枢機能のバックアップ拠点となる、その候補地になり得るというふうに思っております」

「副首都構想」は自民党と日本維新の会の連立政権合意に盛り込まれ、福岡市の高島市長や北九州市の武内市長が大きな関心を示しています。
服部知事は31日の会見で、「福岡県はインフラが整っていて、首都直下型地震や南海トラフ地震で同時被災のリスクが低い」と強調。
そのうえで、「福岡県が首都中枢機能のバックアップ拠点の候補地になりうる」と述べました。
一方、「副首都構想の定義や要件が明らかになっていない」として、国に慎重な検討を求めるとともに、今後の動きを注視していく考えを示しました。







