多くの観光客が訪れる福岡市の福岡タワーで30日、無差別殺傷事件を想定した対処訓練が行われました。

訓練は、福岡タワーで刃物を持った2人の男が、観光客や従業員を次々と刺したという想定で行われました。

警備員が刺股で動きを封じたり職員が応急処置を行ったりしている間に駆けつけた警察官が男らを取り押さえました。

今回の訓練は福岡タワーを訪れる観光客が増えていることから初動対応の向上などを目的に初めて実施されました。

早良警察署 豊福啓輔 地域管理官
「警察官が到着するまで施設側がどう対応できるかお互いの対応能力を向上させることを目的に実施しました」


警察は福岡タワーとの連携を強化し万が一の事態に備えたいとしています。