完成したクラフトサケは”ミントの香り”が・・・
試行錯誤を重ねて完成したクラフトサケ、タンクから搾られ瓶に注がれていきます。

商品名は、響き合う風味を料理とともに楽しんでもらおうと「緒奏」に決まりました。
気になる味は・・・

RKB 小松勝 記者
「瓶詰めしたばかりのお酒を今からいただきます。キリッとした味わいで、後からミントの香りがくるような感じでとてもおいしいですね」
思いが詰まった1本を手にする中山さん。
「味には自信がある」と話します。
天郷醸造所 中山雄介 社長
「搾って最初に飲んだときは一番感動しましたね。2年前にここに何もなかったときから走馬灯のように(思い出す)。あとは苦労の連続だった。味はよかったですよ。想像以上に」
製造責任者も安堵の表情を浮かべていました。

天郷醸造所製造責任者 上田竜志さん
「子供は育てたことないんですけど、子供みたいなもんですよね。本当に昼夜問わず寄り添ってきたのでやっと生まれたかという感じですね」
生まれ故郷への思いも込められたクラフトサケ。
中山さんたちの新たな物語がここから始まります。

天郷醸造所 中山雄介 社長
「日本酒だけだと水とコメと麹になっちゃうんですけど、そこでの研ぎ澄ましの世界も崇高なものがありますけど、時代は変わっていってもいいと思いますし、新しい顧客層だったり飲み手だったりに感動を与えていきたいと思っているのでチャレンジをひたすらやっていきたい」







