20日朝福岡市博多区で歩道を歩いていた会社員の女性(51)に隣接するホテルの5階部分から飛び降りたオーストラリア国籍の大学講師の男性(34)が直撃しました。
会社員の女性は胸骨骨折など全治3か月の重傷、飛び降りた大学講師の男性も肩甲骨を折る重傷を負いましたが、ともに命に別状はないということです。

20日午前7時半すぎ、福岡市博多区住吉のホテルの従業員から「5階から1人が飛び降り、歩行中の女性を巻き込んだ」と救急通報がありました。

救急隊と警察が現場に駆けつけたところ、ホテルの前の路上で福岡市博多区に住む会社員の女性(51)と大分市に住むオーストラリア国籍の大学非常勤講師の男性(34)を確認し、すぐに病院に搬送したということです。
会社員の女性は胸骨骨折など全治3か月の重傷、飛び降りた大学講師の男性も肩甲骨を折る重傷を負いましたが、ともに命に別状はないということです。
警察によりますと会社員の女性が歩道を歩いていたところ、隣接するホテルの5階部分から大学講師の男性が飛び降り、直撃したということです。
また、大学講師の男性が飛び降りる直前、男性の妻から「夫がホテルの窓から飛び降りそうなので取り押さえている」などと警察に通報があったということです。
警察は、大学講師の男性が自殺を図って、ホテルから飛び降り、会社員の女性に直撃したとみて過失傷害容疑などでの立件を視野に捜査しています。