実行犯の多くは20代の若者

全国各地に広がる「闇バイト」の事件。2022年からは「ルフィ」などと名乗る指示役が起こした強盗事件が相次ぎました。

警察庁によりますと、闇バイトに応募して実行犯となった多くは、20歳代以下の若者たちでした。

また、NPO法人が13歳から25歳を対象にしたアンケート調査では、10人に1人以上が闇バイトを「実際に経験がある・周囲に経験した人がいる」と回答しました。

「先輩が捕まった」若者に忍び寄る闇バイト

闇バイトについて福岡市に若者たちにききました。

闇バイトについて答える若者
「闇バイトと知らずに引っかかったという話は聞いたことあります。違法ドラッグとは聞かされてなくて物を運ぶだけの簡単な仕事っていう風に聞きました」

闇バイトについて答える若者
「先輩がひとり捕まったんですけど、聞いた話では特殊詐欺で、人の家にもらいに行ってそれを別の場所、例えば公衆トイレなどに持って行くみたいな。先輩がらみやったら上下関係があるから怖いじゃないですか、だから断れないというのもあると思います」