オフィスフロアは「順調」

一方、約5000人が働くオフィスフロアについてはー

西鉄 オフィス担当 永井伸 課長
「(入居率は)内定含めて8割まで決まっております。概ね順調に想定通り進んできてるというふうに感じております」

地場企業や東京に本社を置く企業の支店など34社の他、シェアオフィスには海外の企業も含む80のスタートアップ企業が入居。

オフィス仲介大手は「予想以上に好調」と話します。

三幸エステート 福岡支店 中村竜治 支店長
「正直我々もびっくりしている。予想外でしたね。西日本最大級のフロアプレート(フロア面積)になりますので、市内に分散していた拠点を一つにまとめやすいというような効果が取れますので、前向きな移転が増えている」

こちらは天神の空室率の推移です。

ワンビル開業後の6月以降、空室率は10%を超えるまで上昇していますが、ワンビルを含め新築ビルのテナントが次々と埋まっているため、今後、空室率は緩やかに下落していくのではないかと分析しています。