福岡県行橋市の工藤市長が今年8月の豪雨の際、私用で県外にいたことがわかりました。

工藤市長は「大雨への態勢を構築し、対応できると判断した」と説明しています。

行橋市 工藤政宏 市長
「私が今回下した判断というものは(行橋市に)残らないでも対応できるといった判断でした」

今年8月の記録的豪雨の際、私用で県外にいたことが明らかになった工藤市長。

福岡県久留米市 8月9日

福岡県では8月9日から10日にかけて、断続的に線状降水帯が発生し、行橋市でも土砂災害や住宅の浸水などの被害が相次ぎました。

工藤市長は9日夕方から11日まで家族旅行で県外に滞在していたということです。

大雨を受けて市は「災害対策本部会議」を3回開きましたが、本部長である市長はオンラインなどで参加せず副市長が代行していたということです。

これに対し工藤市長は。

行橋市 工藤政宏 市長
「遠方にいましたが、副市長、総務部長を中心にやりとりをさせて頂いておりました。十分に対応できると考えておりましたし、実際に対応できたと考えております」

そして、今回の問題を踏まえて災害対応のあり方を改めて協議する考えを示しました。